私は先日、新築住宅の施主検査を初めて経験しました。事前に、インターネットや、書籍などで、施主検査のチェックリストを調べ、準備万端で臨んだつもりでした。しかし、実際に検査をしてみると、チェックリストだけでは、見落としてしまうポイントが、たくさんあるということを実感しました。まず、私が最も見落としがちだったのは、細部の仕上げです。例えば、壁のクロスの貼り付けが、少し歪んでいたり、巾木の取り付けが、少し隙間があったりする箇所が、いくつかありました。これらの箇所は、意識して見ないと、なかなか気づかないものでした。また、照明器具の取り付け位置や、コンセントの位置なども、図面と少し違う箇所がありました。これらの箇所は、実際に生活してみないと、使い勝手が悪いかどうかを判断することが難しいため、見落としがちです。そして、私が最も苦労したのは、業者の方への質問です。業者の方は、専門的な用語を使ったり、曖昧な表現をしたりすることが多く、なかなかこちらの質問意図を理解してもらえませんでした。そのため、質問をする際には、具体的に、わかりやすく伝えることが大切だと学びました。今回の経験を通じて、私は、施主検査は、単に不具合を見つけるだけでなく、業者の方とコミュニケーションを取り、しっかりと質問することが重要であると実感しました。また、事前にチェックリストを作ることも大切ですが、現場で、自分の目で見て、感じることが、何よりも大切だということを学びました。今後は、この経験を活かし、より良いマイホームを建て、快適な生活を送りたいと思います。